上の画像は、いまネット上の悲劇のヒロイン折田楓ちゃんのYoutubeチャンネルの動画の切り取りで、「斎藤元彦知事の選挙で猛烈に忙しい!」と嬉しそうに語っているところです。
しかし、この動画はすでに自身が削除したようです。
ところでこの楓ちゃんの会社ぐるみで斎藤元彦の選挙戦を戦ったにもかかわらず、その戦略については楓ちゃんのnoteに詳しく書かれているにもかかわらず、斎藤元彦は今日TVの取材に、「法に抵触する事実はない」「もともと自分と後援会が建てた選挙戦略だった」として、楓ちゃんは勝手に応援していただけで、事実上彼女の会社に違法な報酬を払っていないと明言しました。
一連の公益通報の文書問題で、斎藤知事が終始一貫して「パワハラやおねだりはなかった」と口にしていましたが、それと同じように、斎藤の知事選の戦いが公職選挙法に抵触しているのではという疑惑からただただ逃げる態度を貫くようです。
折田楓社長が企画立案実践した斎藤元彦を再び知事にする戦いは、楓ちゃんのひとり芝居にされそうです。ボランティアだから報酬ももらえないようです。報酬が介在する選挙運動は楓ちゃんが選挙区の住人なので有権者買収になるため無報酬を余儀なくされるようです。
しかし、プロが無償で選挙を手伝っていたとなると、こんどは斎藤元彦の「収賄」になるようですが、そこはクリアできるのでしょうか。
プロのサービスを無償で提供してもらったとなると、まさしくそれは収賄ですが、そこの折り合いはつくんでしょうか、大丈夫なんでしょうか。
上は、noteに掲載されていた(いまは削除されている)斎藤元彦の選挙戦略の行程図で、選挙前の10月1日から投票日までの3つのフェーズが示されていますが、この具体的な作戦は何だったのでしょうか(それにしても無防備なネタバラシ)。
これを遂行したから当選したと楓ちゃんは主張していますが、確かにこの道程はネット上で今でもトレースできます。この事前運動を含めた具体的な選挙運動は、何か公選法に抵触することはないのでしょうか、大丈夫でしょうか。
ところで上は、楓ちゃんの会社merchuのクライアントの一部なんですが(会社のHPより)、その筆頭が「兵庫県 企画部」です、知事部局だそうです。
これ、利益相反に引っかかると思いますがどうなんでしょ。県知事に税金で雇われている会社が、報酬をもらっていないとはいえ現役の知事の選挙を応援したとなっては、違法だと言われても仕方がないのではないでしょうか。大丈夫なんでしょうか。
斎藤知事の選挙運動は公選法違反の疑いがてんこ盛りですが、楓ちゃんが勝手にタダでやってくれたんだとしたら、それは選挙活動を「おねだり」したことになると思うのですがどうなんでしょう。
楓ちゃんはおそらく兵庫県をはじめ公機関の委託の職を失い、会社もたたむことになると思いますが、自身が会社の代表者としてあまりにもお粗末だったことは確かではありますが、同時に、斎藤に尻尾を斬られる「パワハラ」と、無報酬でサービスを提供した「おねだり」の被害者でもあったわけであります。
ということで、今回の楓ちゃんはまたもや斎藤元彦の「パワハラとおねだり」の被害者だったということのようであります。