日本の民主党(立憲&国民)の統合問題はすったもんだの末、9月初めに立憲民主党が新党を立ち上げる形で収まった。
国民民主党は、原口一博など大多数が立憲に合流、岡田克也など無所属や小沢一郎も同じく立憲に合流する。枝野の記者会見では、立憲民主党の衆議院議員は140人規模となるようだ。
社民党や令和新撰組とは統合は難しいのかもしれないが。いずれにせよ、共産党も含めた政権与党に対する一大勢力を構築できそうだ。数の上ではまだまだこれからの「増産計画」が必要だが、選挙協力や統一公約などで早急に協議に入ってもらいたい。
国会ではすでに野党共同で政府に対するヒヤリングを地道にやってきている。あのメンバーが中心となって、国民のために失われた10年を取り戻す世直し政治を実施してもらいたい。
一方、米国では民主党の大統領候補と副大統領候補が決まった。バイデンとカマラ・ハリスの協力コンビだ。
カマラ・ハリス上院議員は、父親(経済学者)はアフリカ系アメリカ人で、母親(ガンの研究者)はインド系アメリカ人で、米国初の有色人種の副大統領候補となった。
ハリスは、法曹界を歩んできた来た元検事で、上院議員としては一期目のフレッシュなお方。すでに舌鋒鋭くトランプ大統領に噛みついていて、たくましいことこの上ない。
なんとしてでも、この父娘のような民主党の候補に良い風が吹くことを願っている。
ひょっとすると、バイデンの年齢を考慮すると4年後の大統領候補は、カマラ・ハリスになるかもしれないという。白人至上主義のオッサンどもはいまから戦々恐々なのではなかろうか。痛快なことこの上ない。
次の選挙は、日米とも面白いことになるかもしれない、いまから楽しみだ。ガンバレ!日米の民主党。