立憲民主党のサポーターとして、ひとつ記事をアップしたいと思います。
いま代表選挙の真只中ですが、散歩中にYoutubeで告示日の4人の記者会見と質疑を聞きました。
私の推しだった小川淳也は、大串の立候補見送りのおかげでようやく立候補推薦者20名をかき集められた状態での立候補だったが、もう息切れ状態なのか、総選挙の頃の勢いを急速に失いました。
その要因は彼の「野党のウィングを広げて」という維新の会との共同をほのめかす意見で、消費税については今後税率を上げることも想定しているようで、私は一旦「推し」をやめることにしました。私と同様、「だから君は総理にはなれないのだ」とがっかりしたサポーターも多かったのではないでしょうか。
小川だけでなく、ほかの候補者も、共産党との選挙協力なくして今回の小選挙区での勝利はなかったことを過小評価しているのではないでしょうか。連合を切ってでも今回の総選挙の共闘体制、つまり「立憲民主・共産・社民・れいわ」の力を集結しないと、来年の参議院選挙は小選挙区でも敗北をきたすことになりそうです。
立憲民主党の「共産党離れ」と「連合と維新の会への媚び」がより鮮明になってくると、参議院選の与党候補者たちを喜ばせることになると思います。有権者のひとりとして残念な代表選になっています。
西村候補ははっきりと「維新の会と距離を置きたい」と記者会見での質疑で言っていましたので、その点だけでは支持したいと思いました。
しかし、以下のような課題では、4候補者と私の考え方は項目ごとに少しずつズレていて、どなたが代表になっても「帯に短し襷に長し」といった感想です。
現政権に対峙するときに、新しい立憲民主党の幹部で枝野・福山体制より強力な布陣になるのかどうかは、よく分からなくなってきました。そういう意味では、立憲民主党にガッカリしているところでもあります。
ただ、泉候補は国民民主から1年前に合流して来て、ゆくゆくは玉木国民民主党代表のような存在になっていきそうで、連合も維新の会も日本会議も新自由主義も包摂するような、立憲主義とはほど遠い芯のない政策を展開しそうな恐れがあります。
ということで、私の結論は「泉候補以外ならだれでもいいか」ということになりました。
誰が代表になろうとも、逢坂と小川と西村と、今回代表選立候補を回避した大串の4人が中心となって、悲鳴をあげ続けている国民生活のために野党4党共闘による参議院選を戦って、新しい立憲民主党の政治姿勢を見てみたいと思っています。