質問者で、きりッとしていたのは枝野と大串と大西くらいで、閣僚の答弁にいたっては安倍をはじめとしてだらだら時間を浪費するいつものスタイル。
見ているだけでむかっ腹が立ち、ストレスがたまる。
大串博志が、例のアベノマスクを受注した謎の会社「ユースビオ」の質問をした際に、「シマトレーディング」というさらに下請けの企業名が新たに出てきた。
そこで、大串が「シマトレーディング」というのは初めて聞くがどんな会社か?と質問したところ、棚橋予算委員長が、「大串君、その質問は事前通告していますか?」ときた。
「あほか?今初めて聞いた会社名なのに、事前通告できるか!」とヤジったのは私(自宅のテレビの前でだけれども)。
事前に、「ユースビオ」の下請けが「シマトレーディング」と分かっていないのに、そのことについて事前通告ができるわけないのに、この委員長はいつもこの調子だ。頓馬か莫迦としかいいようがない。
事前通告なしで質疑をキャッチボールすることが、なぜ想定できないのだろう。政府側の答弁が事前に通行されていないのだから、事前通告なしの質問はあるのだ。
天下の日本国の衆議院の予算をつかさどる委員会の委員長がこのレベルだから、まあ閣僚のレベルも同じく小学生以下だから、「事前通告がなかったので」と緊張感のない予算委員会なわけだ。
しかもその質疑はインターネットで配信されているのだから、情けないことこの上ない。
ということで、大串博志が結論付けた、「まだ4%しか配布できていないアベノマスクの配布を中止して、マスクの予算466億円を退学することを余儀なくされている貧しい大学生のために使う」ことに私も賛成する。
倒れそうな人を支え、倒れた人を抱き起すのがいま必要とされる政治なのだ。
衆院予算委で大串議員「一般向けの布マスクはいつまでに配るのか」安倍首相「検品等の見直しをした上で、いつまでにお配りできるかはお答えするには至っていない」大串「配布済みはまだ4%。466億円の予算執行を止めて、困窮学生の救済等に充ててはどうか」首相「マスク市場には好影響を与えている」
— 冨永 格(たぬちん) (@tanutinn) 2020年4月28日