第43回日本アカデミー賞の授賞式がおこなわれ,安倍政権の闇を描いた映画「新聞記者」が最優秀作品賞に輝いた。
また、松坂桃李が主演男優賞を、韓国の女優シム・ウンギョンが主演女優賞を受賞した。
日本アカデミー協会の会員は、安倍政権に忖度しなかった。自分たちの思い通りの投票をしたということだ。アッパレ!
私は「新聞記者」を見ていないが、日本アカデミー賞にノミネートされていることも知らなかったが、知っていたとしても受賞することはないと思っていただろう。なぜなら社会派映画だと知っていたからだ。
一番驚いたのは、主演女優賞に輝いたのが韓国の女優だということだ。韓国ではさまざまなことで日本への印象が悪いことだろうが、映画や音楽などの文化交流で少しでもそれが緩和されたら、日本人としてはうれしいことだと思う。
安倍首相は映画が好きなようで、時々安倍夫婦の「映画鑑賞」のニュースが文字が見受けられる。文楽や能や歌舞伎や落語や狂言の良さは分からないのかもしれないが映画が好きなようだ。
でも今回の日本アカデミー賞の結果で、日本映画に対して心証を悪くしていなければいいがどうだろう。「もうハリウッド映画しか見ない」というのも、米国留学のキャリアをお持ちの安倍総理殿の選択肢としては有りだろう。安倍首相は英語が堪能なようだから、安倍は字幕が読めないなどという心配は無用なので付け加えておきたい。
㊗️‼️ #新聞記者 が第43回日本アカデミー賞で最優秀主演女優賞、最優秀主演男優賞、そして最優秀作品賞をトリプル受賞🎉🎉🎉 の快挙を成し遂げました‼️#シムウンギョン さん、#松坂桃李 さん、本当におめでとうございます🎊#日本アカデミー賞43 pic.twitter.com/QQUL35xEAQ
— 映画「新聞記者」 (@shimbunkisha) 2020年3月6日