西山朋佳(24)というプロ棋士を目指す三段の女性がいる。
三段リーグでは、半年間で18の対局を行い上位2名が四段に昇段しプロの棋士の仲間入りを果たすことができる。
直近の半年で、西山は14勝4敗の好成績をあげトップタイの成績だったが、同じく14勝だったランキング(順位)上位者2人が優先され、西山は「次点」で涙をのんだ。ただし、次点が2回でも四段になれるので、来たる4月からの三段リーグに西山の検討を祈りたい。生きているうちに女性の四段誕生を見たいものだ。
ちなみに、将棋界で三段リーグを突破してプロになった女性はまだいない。
さて、将棋界は実力の世界なので、処遇において男女格差はないのだが、日本での普通の職場においての男女格差は、ますます広がっているようにも思える。
〈男女格差ランキング121位、女性衆院議員はわずか1割…日本は本当に民主主義国ですか。あす国際女性デー〉朝日新聞の7日の夕刊「素粒子」から
きょう3月8日は「国際女性デー」。
上の記事にあるように、日本の女性議員の数は世界に比して惨憺たる結果だが、エキセントリックなオッサンばかりの議場を敬遠している結果かもしれない。
政党が、とりわけ全ての自治体の自民党が環境を整えて、女性議員の数をもっと増やすべきだろう。無知無恥無能なオッサン議員はとっととお払い箱にしなさい。
といっても、杉田水脈や三原じゅん子や稲田朋美みたいな莫迦ばかり揃えられても困るわけで、普通の主婦感覚の女性議員を増やせばいいだけだ。
主婦感覚の女性なら(女子高校生でも同じだが)時代感覚も現場感覚も能力もないオヤジ臭議員より100倍も世の中のことがわかっていて、仕事をさせても100倍有能だろうし、自民党も生まれ変われるだろう。
ということで「国際女性デー」おめでとうございます。