遊びをせんとや生まれけむ

あらゆる芸術の士は人の世を長閑(のどか)にし、人の心を豊かにするが故に尊とい。夏目漱石

久米宏の道場破りと山本太郎の戦略

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NHK「あさいち」金曜日のゲストが久米宏だった。不覚にも見逃してしまったが、私のためにYouTubeツイッターで「あさいち」での久米の重要なメッセージ動画を流してくれていた。

「政治ニュースとか社会のことや世界情勢を伝える放送局(NHK)が、その国の国家に、人事や予算の首根っこを握られているのは絶っ対ぃに、先進国ではあってはならない」と全国放送で吠えた。NHKの生放送に初めて出演して、きわめて重要なメッセージをNHKとその視聴者に向けて発してくれた。

NHKに籾井や百田や長谷川のような日本会議を送り込み、NHKの職員を取り込んで、公共放送を私物化しようとした安倍晋三への強烈な批判を生放送で実践したのだ。
久米の「道場破り」は大成功だった、受信料を少し取り返した思いであった。あっぱれ!

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一方、その安倍は自分が名付けた新元号の「令和」については、一切口を閉ざしている。「新元号令和は、私が私が~」と自慢をしたかったはずなのに、そのことは言えなくなっている。

なぜなら、「令和・れいわ」というたびに山本太郎の率いる「れいわ新選組」の応援歌になってしまうからだ。

元号が決まったその日2019年4月1日に間髪を入れずに「れいわ新選組」は命名・結成された。

いま安倍が「令和自慢」ができなくなっていることと、山本太郎命名の狙いが偶然ではなかったとしたら、山本太郎安倍晋三より1万倍くらい出来の良い人間と言えるだろう。

また、山本太郎は、創価学会員を東京地方区に立候補させ、山口那津男を東京に釘付けにする作戦を立てた。山口はあられもなく自身の選挙カーの上で絶叫の日々で、地方の応援もままならない体たらくなのであった、素晴らしい。

安倍や山口に日本の未来を到底預けるわけにはいかない。美しいお国のためにもさっさと引きずり下ろすことにしましょう。