遊びをせんとや生まれけむ

あらゆる芸術の士は人の世を長閑(のどか)にし、人の心を豊かにするが故に尊とい。夏目漱石

固定買取制度が順次満了/太陽光発電

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我が家の太陽光発電の電気は2012年9月から発電を開始しましたが、10年間の買取期間が今年2019年の11月から順次満了を迎えます。太陽光システムをいち早く取り付けた家庭は、早くも今年から次のステップに入っていきます。(2019年問題)

10年満了後の買取価格は、電力会社によって違ってきますが、高くて9円/kWh最も低くて7円/kWhという範囲だそうで、わが地元の関電は8円だそうです。

わが家にも見知らぬ業者から電話がかかってきましたが、2019年問題を前にして、蓄電池の売り込みなどが本格スタートの時期を迎えたようです。

わが家は、固定買取期間は2022年9月が満了ですのでまだ猶予はありますが、わが家の太陽光システムを設置してくれた業者がやってきて、軽々に蓄電池などを買わないようにとアドバイスをしてくれました。

業者が言うには、固定買取が終了した電力は安く調達できる電気として市場では魅力ある商品だから、付加価値がついた買取システムや買取業者が出てくるはずだから、いままだ高額な蓄電池を買わされないようにご注意くださいとのこと。

お宅は蓄電池を売るのも商売なのに、なんでそんなことをアドバイスしてくれるのかと問うと、蓄電池を買ってもらったあとにもっとお得なシステムができてきたら信用を無くすからです、と立派なことを言うのです。

関電は8円で買ってくれますが、もっと高く買ってくれる業者も出てきましたし、それならと関電もいろいろ作戦を練っているようですから、今年の秋に終了するご家庭でさえもじっくり検討してくださいと言い歩いているといいます。

固定買取制度が終了したら、電力会社は実に安価な太陽光による電気を手に入れることになるのですから、おいしい話が待っているような気がします。

わが家の買取が満了になる頃には、高額で電気が売れたり安価で蓄電できるようになったりと、多くの選択肢が増えていることを願うばかりです。

資源エネルギー庁太陽光発電による固定買取制度満了に関する大切なお知らせ