遊びをせんとや生まれけむ

あらゆる芸術の士は人の世を長閑(のどか)にし、人の心を豊かにするが故に尊とい。夏目漱石

新元号「令和」とオスプレイ

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来月からの次の元号は「令和」となりました。

官房長官が、「『れいわ』です」と発表する前に、元号が書かれた額を少し上に向けたので「ひとやね・ひとがしら」がちらっと見え、一瞬「命」の文字かと思いました。

ブラウザやメモ帳で「れいわ」として漢字変換したら「令和」になったのも今日からのことでしょうね。

元号で初めて国書「万葉集」から元号のふた文字が採用されましたが、結局は中国的なる「万葉集」の中の「漢文」から引用されたのが、保守派としては残念なことなのではないでしょうか。

首相周辺は、「安」の字を捨てて「国書」からの元号採用をバーターにしました。

そのことで、「安」を使うなとうるさい世論に向き合い、国書を使えという日本会議や保守層に顔向けができたと政権は安どしているのかもしれません。結局漢文からの出典でしたがね。

そんなに中国の影響を排除したいなら、独自の文字を創って漢字を使わないようにしたらいいのにと思ってしまいます。

また、平和を希求したり国民の幸せを祈るような願いがその意味には込められていない「令和」というのも、何だかなあの新元号ではあります。

今上天皇の退位を渋って焦らしていた政権でしたが、安倍は無用な茶番記者会見をしたり、テレビのニュース番組をハシゴして、改元セレモニーを政権維持継続高揚ムードに転換すべく狡く利用していました。

そんな改元ムードに浮かれている間に、オスプレイ伊丹空港緊急着陸しています。迷惑で危険極まりないことです。

ボーイングの新型ジェット737MAXは、危険リスクがはなはだしいので各航空会社では飛行停止状態なのですが、オスプレイも同じ措置を取ってほしいものです。あんな危なっかしい構造の飛行物体は、今すぐ飛行停止をお願いしたいもの。

というわけで、必要以上に元号を使わないことを実行して半世紀が経つ私の改元デーでありました。この国の皆が幸せになればいいですね。