山本太郎「日本母親連盟研究」
会場には、まだ「日本母親連盟」に加盟している人が3~4割ほどだったようで、まだ加盟を決めていない皆さんがどう考えて行動しようが自由だが、この集まりの主催者たちは「日本会議」のメンバーですよと、堂々とその疑惑と正体を暴露した。
山本の講演を聞いていると、「母親連盟」の顧問や主催者には、ホメオパシー(現代では認められない前近代的な医療行為)を怪しい薬品(レメディと呼ばれる)で推進しようとする者や、マザーウォーターという「魔法の水」のようなものの存在をほのめかすものの集まりで、妖しい新興宗教の様相を呈している。
山本太郎のこの道場破りのような講演が、どれだけニュースになるのかはわからないが、会場にいたまだ未加盟のお母さんたちが「母親連盟」に入らないことはほぼ確実になったと思われる。
こういうことが、政治活動でもあるのだ。山本太郎偉い!
ドイツ人医師ザムエル・ハーネマン(1755~1843)が創始した独特の医療体系。代替医療、民間医療に属し、現代の科学的医療とは異なる。病気の症状および患者・患畜の状態に応じて、その症状と類似した症状を引き起こす物質からできた薬(レメディと呼ばれる)を使って治療を行うことを特徴とする。