遊びをせんとや生まれけむ

あらゆる芸術の士は人の世を長閑(のどか)にし、人の心を豊かにするが故に尊とい。夏目漱石

「あの悪夢のような時代」に逆行を始めた

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今日の自民党大会での安倍晋三の演説。春の統一地方選や夏の参議院選挙にビビりまくっておられるようで、大会の出席党員に協力を要請した。

《「我が党の敗北で政治は安定を失い、そして悪夢のような民主党政権が誕生した。」》

悪夢だったのは、野に下っていた自民党だけだったので、私らは何にも感じなかったけどなあ。まあどちらにしても「夢」のような政権だったのだ。
ところが今の政権は、悪夢どころかリアルな悪政だ。このゴミのような演説で、悪政を再認識し目を覚ました国民多数。ツイッター界隈も大騒ぎになっている。

自民党石破茂元幹事長は10日、都内で開かれた党大会で安倍晋三首相が「悪夢のような旧民主党政権に戻すわけにはいかない」と訴えたことについて「過去の政権を引き合いに自分たちが正しいと主張するやり方は危ない」と批判した。》

まったくその通り。こういうことを正々堂々と言える自民党員は少ないけれど、安倍に統一地方選のリーダーになってもらいたくはないと内心思っている地方党員は多いだろうな。たぶん、安倍を応援に呼ばない地方が多いと思われる。

再び安倍の演説から。

憲法改正については、あらためて「立党以来の悲願である憲法改正に取り組む時が来た」と表明。自衛隊の新規隊員募集に関して6割の都道府県が協力を拒否しているとして、「この状況を変えようではないか。憲法にしっかり自衛隊と明記して違憲論争に終止符を打とうではないか」と呼びかけた。》

ということで、憲法を改正して徴兵制度を復活させることを暗にほのめかした。「あの悪夢のような時代」軍国主義の時代に逆行を始めた。誰かこの阿呆を止めなさい。