遊びをせんとや生まれけむ

あらゆる芸術の士は人の世を長閑(のどか)にし、人の心を豊かにするが故に尊とい。夏目漱石

2/3。それは暗黒社会への入り口。

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国会で2/3の議席を獲得したら(事実、獲得しそうな勢いらしい)、安倍政権はアベノミクスなどどこ吹く風で、経済も福祉も打ち捨てて改憲1本」政権に豹変するはず。なりふり構わずに、あのおぞましい「自民党改憲草案」をできる限りそのままで押し通そうとしてくる。

ま、その時に公明党がどの程度「殿、自民党草案のままですか、それはあまりにもご無体な」と言うかどうかにもかかってくるが、山口公明党には何も期待できない。

「最後は国民投票で(憲法改正が)決まるのですから」と安倍は繰り返すが、国民投票までの「改憲案」の討議がでたらめなことになる。昨年の安保法制審議に、その例を見ることができよう。

去年の安保法制審議について、与党は時間をかけて審議できたというが、政府答弁は答弁書を繰り返し読み上げただけで、あれは審議でも討議でもない。数の力で強行しただけの単なるアリバイつくりと時間稼ぎだった。あのようなことは2度と許してはならない。

憲法違反だと皆が認める安保法制を、あのような稚拙な国会審議で、しかも強行採決で通してしまった安倍政権を2度と信用してはならない。めちゃくちゃな憲法草案が「改憲案」として国民投票にかかってしまうその時に、国民的運動として「改憲(=自民党草案)反対」の機運が盛り上がればそれはそれで頼もしいが、芸能人の不倫騒動ほどにも盛り上がらないかもしれない。

繰り返すが、2/3の議席を獲得したら、安倍は自民党草案のまま一気に憲法改正に突き進む。経済や福祉や子育てなど安倍の眼中にない。

えっ改憲ってそういうことになるの?と、後悔しないためにも
参議院選挙の投票に行きましょう