遊びをせんとや生まれけむ

あらゆる芸術の士は人の世を長閑(のどか)にし、人の心を豊かにするが故に尊とい。夏目漱石

アベノミクスと東京五輪が大変だ!

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閉会中審査
国会は、厚生労働省の「毎月勤労統計」の不適切調査問題を受け、予算委員会、厚労委員会の閉会中審査を開催することで検討中。

雇用保険の失業給付や労災保険などの過少支給の対象者は延べ1973万人で、総額は537億円に上るとのことで、放置することは許されない事態で、来年度予算案の組み換えが必須となっている。

この不適切調査問題で、さまざまな統計データの信ぴょう性が疑われることになり、アベノミクスの失敗を隠ぺいするデータねつ造の可能性が強まってきた。

野党はには絶好の機会が到来した。安倍退陣に追い込むためにも、徹底抗戦を期待したい。3連休を返上して作戦会議を開催したまえ。


JOC竹田会長起訴か
JOCの竹田恒和会長について来年の東京オリンピックパラリンピックの招致をめぐる汚職に関わった疑いで、フランスの裁判所が先月10日に、起訴するかどうかを判断するための手続き、「予審手続き」を始めた。

かねがね、このことについては賄賂があったかどうか、マスコミでも取り上げられていたが、いつの間にか事は消滅したと思っていたら、いまになって大きく取り上げられることになった。

ゴーンの逮捕拘束への報復なのか、それとも偶然今になって竹田の容疑が固まりつつあるのか。2020東京オリンピックは中止か?と騒ぐ輩もいて、じわじわとこのニュースは広まりつつある。

いずれにせよ、竹田が寒い牢獄に拘束されるようなことにはならないようで、発熱で体力が弱ってきたと伝えられるゴーンの待遇は、特高憲兵の取り締まりにさも似たり。

これも、人道的見地から、閉会中審査で野党が政権に問いただすべき大きな案件だろう。寝ていてもチャンスは向こうからやって来るのだ。