プーシキン美術館は、モスクワ出身の詩人アレクサンドル・プーシキンの生誕100年を祝して命名されたモスクワの美術館。収蔵品の数は10万点を超えるそうで、世界第2位の規模の美術館。(1位はエルミタージュ美術館)
普通なら美術展は午前中に出かけるのですが、わけあって16時頃に入館しました。一通り最後まで見て、出口でUターンして入口付近まで引き返して、ベンチがあるところではしばらく座って鑑賞して、出口付近に来たら、17時になりました。
さて、そろそろ帰ろうかと思っていたら、「作品の撮影を解禁する」との場内アナウンスが流れました。そういえば、1週間ほど前の新聞記事に最近の美術展は作品が撮影できる場合があると書いてましたな。思い出した。
まだ作家が死後50年を経過していなくて著作権が切れていない作品(たとえばピカソなど)を除いた58点が撮影可能でした。館内の撮影者は、スマートなお嬢さんたちが多くて、おもにスマホで撮影していましたが、ドジなおっちゃんがデジカメのフラッシュを光らせて係りの人に謝っていました。
17時頃には明らかに来館者が増えていましたので、みな撮影目的で来ているのかもしれません。(21時まで開館時間延長日だけ、撮影可能です。)
今日の私は、リュックにコンパクトデジカメを入れていたので、ありがたく撮影させていただきました。17時に館内にいたこととカメラを持っていたこと、二つの偶然が重なって楽しい美術展でありました。
個々の作品については、また日を改めてご紹介します。
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