遊びをせんとや生まれけむ

あらゆる芸術の士は人の世を長閑(のどか)にし、人の心を豊かにするが故に尊とい。夏目漱石

映画「ホビット」3部作/監督:ピーター・ジャクソン

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英国の作家トールキンの原作(児童文学、ファンタジー小説)「ホビットの冒険」の映画3部作を見る。
 
その3部作とは、
第1部 『ホビット 思いがけない冒険』(2012年公開)興行収入10億149万5997ドル(約1000億円)
第2部 『ホビット 竜に奪われた王国』(2013年) 製作費2億2500万ドル、興行収入9億6千万ドル)
第3部 『ホビット 決戦のゆくえ』(2014年) 製作費2億5千万ドル、興行収入9億5千万ドル)
 
今年の正月に、CSテレビで録画したのを今頃になってようやく鑑賞。
 
アメリカとニュージーランドの合作映画で、監督はニュージーランドピーター・ジャクソン。(「ロード・オブ・ザ・リング」シリーズと同じ監督。)
 
テレビ桟敷のもう一人の我が家の同居人(妻)は、歳のせいで脳にテンションがかかるものは避けたいのか意気地がなくなったのか、そんな映画見たくない見たくない止めてというのを、まあまあそういわないでと無理やり再生開始。
 
しぶしぶ観ていた同居人は、30分もしないうちにホビットとその仲間の冒険世界にはまっていた。1部が終わると「次行こ!」という始末。
 
ホビットシリーズ3部作は、ホビットと呼ばれる小人が、魔法使いやドワーフとともに竜に奪われた財宝を取り戻すべく、竜の住む山を目指す冒険譚。
 
映画ならではの、特撮やCGによる迫力のあるリアルな映像が心を捉えて離さない。
 
1作3時間ほどの大作が3本の「ホビット」シリーズは、全世界の興行収入では、この物語を引き継ぐ形になるトルーキン原作の「ロードオブザリング」シリーズを凌駕する大ヒットとなったようだ。(3部作合計で約30億ドル、約3千億円の興行収入。)
 
わが家では、2日で3本を見終わった。映画ならではの、特撮やCGによる迫力のあるリアルな映像が心を捉えて離さない。息をもつかせぬスリリングなスペクタクルで観客を飽きさせない。原作のトルーキンの小説を読んでいないので判然としないが、原作がすごいのか映画の製作スタッフがすごいのか、いやはやどちらにしろよくできたファンタジーだった。
 
私は「ロード・オブ・ザ・リング」シリーズ(こちらもすごい)を、録画で先に観たのだが、未見の方は「ホビット」シリーズから順番通りにご覧になることをお勧めする。
 
ゴールデンウィークの予定のない方は、ぜひ家にこもって映画鑑賞で楽しい休日をお過ごし願いたい。