遊びをせんとや生まれけむ

あらゆる芸術の士は人の世を長閑(のどか)にし、人の心を豊かにするが故に尊とい。夏目漱石

変わらぬ日本のジェンダー事情

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私、すべての生物の中で最も好きなのが「ヒト科(人類)のメス」(ヒト科のオスは、イヌやネコ、ハリネズミやモモンガなどよりも下だ)。若いころは外国人女性が好きだったが、いまは日本女性の方が好きかな。

それなのに、世界中の女性の中で最も不自由で不条理な思いをしているのは、私の好きな日本女性ではないだろうか。

社会進出や就職や昇進は、職務遂行能力と関係のない理由、たとえば結婚や妊娠が足かせになっていないだろうか。
また、名乗ってきた姓を変える必要があったり、女性天皇が認められなかったり、妊娠する順番を職場で決められ、待機児童が家族内に出たら女性がその負担を背負わされたりで、「なんのために私たちは生れてきたの?」ということになっている。

日本の女性は戦後参政権を得たが、その他のジェンダー事情はこの100年の間あまり変わっていないのではなかろうか。

舞鶴の大相撲巡業で起こった土俵の上での女性看護師の急病人への措置について、世界中で話題になっているという。とりわけ、日本は変な国だというのがここ5年ほどでにわかにクローズアップされてきた。

その「変な国」の主人公たちは、いつも男たちなのではなかろうか。まあ2枚看板は、安倍と麻生なのだろうが、以下、そのツートップに似た変な男たちがぞろぞろと続く。なかには、日本会議自民党国会議員をはじめとする女たちもいるけど、概ね日本の男たちだ。

地球上の健全な人類の仲間入りをするには、もう少しカッコよくならなければならない日本男児なのである。

Maggy @maggy_xyz
NYタイムズでは日本の夫婦同姓制度で多くの女性が自己の姓を諦めていることや女性政治家の少なさ、女性が天皇になれないこと、妊娠を告げた保育士などのエピソードを紹介しながら批判的に「女性は土俵を降りてください」問題を報道。

channel__3 @channel__3
イギリスの公共放送BBCでも、大相撲の春巡業で土俵上で倒れた市長を救助しようとした「穢れた女性」が土俵から強制的に降ろされた件を取り上げている。女性が離れた後に、土俵を清める為に塩を撒いた事も報道。