遊びをせんとや生まれけむ

あらゆる芸術の士は人の世を長閑(のどか)にし、人の心を豊かにするが故に尊とい。夏目漱石

女子パシュート金メダル/平昌五輪

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平昌五輪、女子団体パシュートで日本チームが見事な金メダル。素晴らしいコンビネーションによる見事な滑走だった。

日本は、高木美帆(23)、高木菜那(25)、佐藤綾乃(21)、菊池彩花(30)が予選から準決勝、決勝と見事な滑りを見せてオリンピックレコードで金メダルを獲得した。

予選のスタートの失敗で、まずドキドキ。それでも余裕で予選2位通過にほっとするが、少し心配。

しかし、テレビ解説の清水宏保が、「日本の金メダルは確実。あの失敗でもリカバリーできたので余裕ですよ」みたいなことを言っていたので、私もその意見に遠慮なく乗っかっていた。今期はW杯で抜群の強さを示していた日本チームだったので、その裏付けもあった。

ただ、心配だったのが高木美帆のスタミナ。1500mの銀、1000mの銅と、すでに2つのメダルを獲得していたので、パシュートまでに体力が持つか少し心配していた。でもその心配は杞憂に終わった。

決勝は、レース中盤でオランダに逆転され、ライブ観戦していた私も日本中の応援団も心臓がバクバクしたが、さすがの高木美帆が最後の2周を先頭で引っ張って、大差で優勝した。決勝戦はサポートに回った、私の好きな菊池彩花も準決勝では良い滑りをしてメダル獲得に貢献できた。

彼女たちは、3年前からナショナルチームとして一致団結してトレーニングに励んできたそうで、その長きにわたる準備と努力が報われた形になった。選手もスタッフもともにあっぱれだった、よくやった。おめでとう。