遊びをせんとや生まれけむ

あらゆる芸術の士は人の世を長閑(のどか)にし、人の心を豊かにするが故に尊とい。夏目漱石

高梨銅メダル/平昌五輪

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平昌五輪のスキー・ジャンプ女子で、高梨沙羅が銅メダルを獲得した。

高梨は17歳だったソチ五輪で失速して、メダルを獲得できなかったが、その後ワールドカップで勝ちまくり、ようやく平昌オリンピックでメダルに手が届いた。彼女のファンとしては、金メダルを取って幸せになってもらいたかったが、まあ銅メダルでも素晴らしい活躍だった。オリンピックのメダルは特別なものだから。

金と銀を獲得した二人は、今シーズンははっきり高梨を上回っていた。高梨を超えることを目標に、オリンピックにきっちり標準を合わせてきた。その調整がうまくいったのだろう。

高梨には、4年後の五輪まで精神力が続くなら、まだチャンスがあることだろう。

また、スピードスケート女子1500mでは高木美帆が、最終競技者として出場し、銀メダルを獲得する見事な粘りのある滑りを見せた。またオランダ勢が表彰台を独占するのか、といった競技の流れの中で、今シーズンのワールドカップランキング一位の滑りで実力を発揮した。

あとわずかで金メダルだったが、女子のスケート個人での史上初の銀メダル獲得は、実に立派。1000mやパシュート団体戦もまだ残っていて金メダルも夢じゃない。

高梨と高木のメダル獲得は、生放送で見ていたが、緊張しながら応援していた。競技者の関係者でなくてほんとによかったと思うほどの、お茶の間でのプレッシャーだった。

二人には4年後、さらに上を目指して頑張っていただきたい。おめでとう、お疲れさま。