遊びをせんとや生まれけむ

あらゆる芸術の士は人の世を長閑(のどか)にし、人の心を豊かにするが故に尊とい。夏目漱石

地球・木星・太陽・ベテルギウス

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画像は、ベテルギウス(オリオン座)とその東下のシリウス(大犬座)と東上に位置するプロキオン(小犬座)が作る正三角形、「冬の大三角形」。

月一度のランチ会で、阪神パーク(かつて甲子園球場近くにあった動物園&アトラクションパーク)にプラネタリウムがあったという流れで、冬の星座の話になった。

友A「オリオン座?分からん」

友B「えっ、俺でさえカシオペア座とオリオン座はわかるで」

私「そもそも空の星に興味がないのやろ、オリオン座がわからんのは珍しいで。
  オリオン座の中のどれだったか、ものすごくでかい星(ベテルギウス)がある」

といった会話が取り交わされた。以下、過去のマイブログの記事からランチ仲間にベテルギウスについて知ったかぶりを披露した。

■オリオン座の「ベテルギウス

地球へ光が届くのに624年

■天体・恒星の直径比較 
地球=12、756㎞
木星=142,984㎞
太陽=1,392,000㎞

直径だけだと、地球の約11倍が木星、約109倍が太陽。そして、太陽の1000倍の直径を持つのがベテルギウス

地球の大きさを直径1ミリの砂粒だとしたら、木星はパチンコ玉(直径11ミリ)、太陽はソフトボール(9.7センチ)くらいの大きさになる。ソフトボールにくっついた小さな砂粒が、太陽と地球の関係になる。

そして、太陽の1000倍の直径を持つベテルギウスは、直径110メートルほどの巨大球体となる。その容積(70万㎥)は、東京ドーム(125万㎥)には届かないが、霞が関ビル(50万㎥)の1.4ほどになる。

もし太陽の有る位置にベテルギウスを置き換えたとすると、ベテルギウスの表層は、地球や火星を飲み込んで木星近くに届く巨大さだという。

この宇宙にどんな生命体がいるのか、不思議だのう、人間なんてちっぽけなもんだ、という私たちの星座談義でありました。