遊びをせんとや生まれけむ

あらゆる芸術の士は人の世を長閑(のどか)にし、人の心を豊かにするが故に尊とい。夏目漱石

開会氏は平和だ/平昌五輪

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平昌五輪の開会式を見ていたら、オリンピックはまさに平和の祭典だなあと、その演出に感動する。

ジョン・レノンのイマジンに、平和の象徴の鳩(CG製か?)を羽ばたかせる。韓国と北朝鮮の女子アイスホッケー選手を聖火台までの最終ランナーに抜擢した演出にも感動(難癖つけるな、嫌なら見るな。)。

キムヨナは相変わらずエレガントだけど、あの硬い表情は何なのだろう。緊張しているのかな、幸せなのかなとあらぬ心配をしてしまう。

聖火台は朝鮮の至宝ともいうべき文化遺産白磁をイメージしたものだとか、いい開会式だった。2020年の東京は、演出担当はもう決まっているのか大丈夫か。

一方、行かないとか行くとか言っていた安倍は、寒いのか体調が悪いのか不機嫌そうな表情でVIP席に座っていたようだが、メリハリのない男だ。ピリッとするためにボブスレーにでも乗せて実際にコースを滑らせてやればいい。ただし、世界より2秒も遅い下町ボブスレーに乗せてやれば、恐怖心も薄れるだろう。

いずれにせよ、南北融和による五輪平和外交で半島に「春」の兆しが訪れれば、列島に住む者にとっては少しは心が安らぐというものだ。

競技の方は、私はアルペン競技やノルディック競技が大好きで、放送枠がどれくらいなのか知らないが楽しみだ。また、高梨(女子ジャンプ)、小平(スピードスケート女子)、渡部(男子複合)のメダルにも期待したい。ワールドカップなどで活躍するこの3人に幸せが来るように祈っている。がんばれ。