遊びをせんとや生まれけむ

あらゆる芸術の士は人の世を長閑(のどか)にし、人の心を豊かにするが故に尊とい。夏目漱石

希望と維新と自民の麗しきゴタゴタ

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希望の党首班指名がやっと決まった。渡辺周という当選8回の55歳の男である。

当選回数の最も多い渡辺を首班指名にしたとのことだ。

渡辺は、選挙区が静岡の二世議員。あろうことか、日本会議国会議員懇談会の副会長だという。

つまり、希望の党は当選回数の多さで首班指名を決めたのではなくて、日本会議に近い人間に決めたのだ。なら長島でもよかったのにだ。じゃんけんか、あみだくじで決めたほうがまし、希望の党は絶望の党だ。当選議員は少なからず、「無所属の会」に流れそうだな。


日本維新の会は、橋下徹丸山穂高の痴話げんかが原因で、橋下が顧問弁護士を辞める。

橋下も松井も辞めて、空中分解すればいいような党だ。まだ、大阪都構想住民投票に希望を抱いているような、度し難い莫迦政党だ。大阪は、維新ではなく「鎖国」状態だ、恥ずかしい。


度し難い莫迦はもう一人。

衆院選挙ひとり勝ちなのに、国会は首班指名して事実上の休会に入る。年内は何の審議もしない。国難なのにどうするのか。

首相は「もりかけ問題」に恐れをなして解散し、大勝したので敵前逃亡を決め込もうとしているが、それは神戸製鋼の鋼材を使い、タカタのエアバッグを装備し、トーヨータイヤを履いた日産かスバルの車を運転するようなもの。いずれ、取り返しのできない大事故を引き起こすだろう。

毎日新聞は《衆院選の結果を報じた23日朝刊では、全国の新聞の少なくとも27社が社説で森友・加計学園の問題に触れた。安倍晋三首相に引き続き納得のいく説明をするよう求め、自民党の勝利で幕引きとし「過去の問題」と片付けないよう主張している。》と報じている。

こんな莫迦なチキンハートを首班指名するだけの国会を、自民党自身は許すのだろうか。自虐党だ。