会見は、記者団の質問攻めで1時間近くに及んだという。いままで稲田防衛大臣の省内での記者会見はどういうものだったのか知らないが、今回ばかりは記者たちは頑張って質問してくれた。
頑張った記者たちの質問の大枠は「公選法違反は明らかなのに、しかも弁護士資格がありながら、過去に民主党の防衛大臣には失言しただけで議員辞職せよと迫ったのにもかかわらず、まだ大臣を辞めないのか?まじか?本気か?総理が辞めよという前に辞めるべきじゃないか?」といったようなことだった。
腰抜けと言われて久しい日本のメディアだが、今回はよく頑張りました、偉い。
それとも、再三問題が発覚し、追及されても辞職しない稲田大臣と、なぜか稲田だけは辞めさせない安倍晋三への怒りが、さすがに記者たちを黙らせなかったのか。
いずれにせよ、なかなか痛快な防衛省の記者会見だった。
【記者会見質疑テキスト】
「誤解」受け手が悪いのか 食い下がる記者に稲田氏は…
【記者会見動画ニュース、野党時代の稲田動画あり(4:20頃)】
稲田防衛相 誤解の説明で紛糾 TBS『Nスタ』