遊びをせんとや生まれけむ

あらゆる芸術の士は人の世を長閑(のどか)にし、人の心を豊かにするが故に尊とい。夏目漱石

「安倍劇場」が二本立てになった

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今日、自分のコレクションした音楽をシャッフルで聴きながらウォーキングしていたら唱歌の「春が来た」がイヤホンから流れてきた。

この歌は、シンプルだけど、待望の春を謳歌する喜びに満ちあふれた名曲だなーと口ずさみながら歩を進めていた。

森友学園で揺れるあの土地を売ってほしいと、最初に手を挙げたのが大阪音楽大学

私の小中高時代の音楽の先生は、ほとんどがこの大阪音大を出た教師たちだった。私は教科としての音楽も大好きだったからだろうが、音楽の先生はみな良い教員で大好きだった。

教育勅語を無理やり暗記させる教育と、「春が来た」を楽しく歌う教育。比べるのも失礼なほど、後者が輝く。

大阪音楽大学を出た人たちが、演奏家や教師や指導者となって人びとに音楽を広めていくことが、どんなにか成熟した豊かな社会づくりに貢献できるか。だから、わが国が成熟した社会だったら、手を挙げてきた大阪音楽大学に譲ってあげることができたのにと残念である。

昭和の時代は、童謡や小学唱歌を歌い古典を聴く音楽や図工、書道、体育による情操教育が盛んだったが、その灯を消してはならないと今強くそう思う。

というわけで、もうすぐ春だと思っていたら、四国は今治あたりで安倍政権がさらに凍り付くような「冬の嵐」が巻き起こりそうな気配である。

この時期の嵐は、「台湾坊主(低気圧)」と呼ばれて台湾付近で生まれるものなのだが、なぜか「今治」生まれの大嵐なのだ。詳細は、少しずつ明らかになっていくだろうと思われる。

安倍劇場はこれで二本立てになった。

(画像は加計学園という学法のHPより)