遊びをせんとや生まれけむ

あらゆる芸術の士は人の世を長閑(のどか)にし、人の心を豊かにするが故に尊とい。夏目漱石

奈良散歩/石段のある風景

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正面に二月堂を望む、石畳と石段のある東大寺の大仏殿から参道です。

土壁と漆喰壁の塀に囲まれたこの石畳の参道は、いつでも美しく感じます。


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画像、左上から右へ

1 春日大社の石段。石燈籠が林立する小径です。

2 東大寺戒壇院の正面階段です。今回は時間がなくて、ここで撮影しただけになりました。堂内にはご本尊「四天王立像」(国宝)がましますので、いつか御朱印をいただきにお詣りしたいと思っています。

左下から右へ

3 二月堂の南に配置された、舞台へのアプローチ階段です。上がったところに二月堂の寺務所があり、御朱印をいただきました。

4 二月堂の北側の階段は屋根付きで「登廊」と呼ばれるものです。これは上から撮影しました。

ということで、先日私が撮影した写真の中から、奈良公園界隈の石段のある風景を集めてみました。

坂道や石段は泥染めや草木染めの衣装のような趣とでもいいましょうか、石・土・木・竹・布・紙・瓦などの自然素材だけで風景が作られると、このようなモノトーンの写真になってしまいます。