遊びをせんとや生まれけむ

あらゆる芸術の士は人の世を長閑(のどか)にし、人の心を豊かにするが故に尊とい。夏目漱石

蓮舫と福原愛と国籍問題

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卓球の福原愛が台湾の男性と結婚したという。リオ五輪でのメダル獲得に続いて、おめでたい話だ。お相手も卓球選手だそうで、世界ランキングは愛ちゃんの方がはるかに上らしいが、長身の優男でお似合いの二人だ。中国でも愛ちゃん人気は高いそうだから、中国のファンは複雑な心境だろうが、日本人との結婚よりは祝福してくれそうな気もする。
愛ちゃん、国籍は日本のままで姓名もパスポートも変わらないようだ。日本人と結婚するより分かりやすくて、籍や姓など手続きがいろいろあってつくづく日本は面倒くさい国だと思う。なにはともあれ、おめでとう。

一方、蓮舫の国籍問題で、大手全国紙や民進党代表選の反対陣営や国粋主義者が騒いでいるようだが、何が悪いと言うのだろうか。国会議員として、党首として首班指名を受ける立場にならんとするのだから、台湾人の父親と日本人の母親の間に日本で生まれ育った日本国籍を持つ普通の女性とは同様に語れないが、いま二重国籍だからと言って弾劾されるほどでもなかろう。国会議員になった際に、二重国籍かどうかの確認をしなかった不注意は咎められる程度のことだ。
それよりも、代表選での蓮舫の主張が、前原や玉木寄りになっている(野党共闘の腰砕けなど)ことの方が問題で、そちらにがっかりしている。

また、蓮舫の国籍問題よりも、前原がまだ日本会議にいることの方が問題だ。この際、民進党日本会議は出て行った方が潔いと思うがいかがだろうか。自民党民進党(=亜自民党)が2大政党なんて悪夢以外の何物でもない。

別に蓮舫の熱狂的な応援団ではないが、この際、「代表選に出馬したのならもう少し腹くくって、がんばれよ、蓮舫!」と言っておくことにする。