遊びをせんとや生まれけむ

あらゆる芸術の士は人の世を長閑(のどか)にし、人の心を豊かにするが故に尊とい。夏目漱石

民進党代表選で日本の腐った部分を晒したまえ

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民進党の代表選挙。告示日の枝野と前原の記者会見を見た。

私は枝野を支持するが、党員でもサポーターでもないので投票権はない。入会時に民進党への提言をするというふるい分けかなんかで、無料メルマガサポーター登録で一票くれればいいのになあ。(現実的ではないけど。)

枝野の主張を聞いていると、やりたいことは明確で、あいまいではないところが信用できる。

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しかし、国会議員票では前原がかなりリードしているようで、私から見たら、前原のイメージは「何とかファースト」と大差ないし、出て行った細野や長嶋とも大差ない。

ただ、それでも前原の記者会見の主張や質疑を聞いていると、言わずもがなのことだが安倍晋三よりずっと上等だし、何を聞かれてもそつなく受け答えぐらいはできる国会議員としての真っ当さは持ち合わせている。

前原は、安倍晋三小池百合子とほぼ同心円上の思想や考え方の持ち主だと思うのだが、代表選での質疑応答では、安倍政権批判はきちんと表明できていた。

どちらが代表になったとしても、不幸な国民を安倍政権から救い出してほしいと願うだけだ。それが救国だと思う。その可能性のありなしでいうと、枝野の方が格段に信用できるかなという私の認識。でも前原も可能性がゼロではない。

とにかく民進党代表選挙は、オープンな場での論戦がベースにある。代表選が実現できたからこそ、メディアへの露出度も大きいのだから、この機会を利用して、我が国の腐っている部分を洗いざらい晒してほしいものだ。