遊びをせんとや生まれけむ

あらゆる芸術の士は人の世を長閑(のどか)にし、人の心を豊かにするが故に尊とい。夏目漱石

野党統一候補なら出馬/石田純一

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金曜日は、病み上がりの知り合いなどとランチ。「5月にせきが止まらず大変だった」と私と同じ時期に同じ症状だったようで、流行り風邪だったのかもしれない。

会食後、カフェでよもやま談義。自民党がまた参議院選挙で勝つのかな、それにしても民進党が情けない。立派なことを言っていても有権者に伝わらないし、票に結びつかないと、異口同音に、自民党の「敵失」勝利を予想して嘆いていた。

その点、出るのか出ないのか知らないが、「都知事選を意識している」と言っていた石田純一が、野党の代弁をするかのように、現在の考えを明らかにしたいと記者会見を開いた。

その内容を以下に列記。
「市民団体、市民連合から要請があり意見交換をした」
「その結論は、野党統一候補なら出馬させていただきたい」
民進、共産、社民、生活の野党4党の統一候補なら出馬したい」
「野党が力を合わせることが何よりも重要で、分散するようなら自分は応援する側に回りたい」
「いま、平和で安心できるくらしをもっともっと強力に実現し子育てが安心してできるように支援したい」
「出馬するなら憲法改正問題も争点としたい。改憲で、どういう日本に変えていくのか、まったく論議が行われていない」

参院選挙投票前の絶妙なタイミングで、都知事選出馬の記者会見で「野党共闘いのち」「子育て支援」「憲法改正批判」など、現政権に物申す形で自分の言葉をメディアに乗せた。(TBSのニュースで見たが他のメディアで取り上げられたかは不明)

彼が都知事選に出ても出なくてもいいと思うが、現時点で暗に参院選の争点を腰抜けメディアに成り代わって示してくれたことは、私たちには何よりの応援メッセージだった。

石田純一の父親は、元NHKのアナウンサー石田武で、私の小さい頃のNHKの報道の花形アナだったことをはっきり覚えている。「賢そうで男前のアナウンサーやなあ」と、子ども心に見ていた。
いまのNHK石田純一はがっかりしていることだろうと思う、今日この頃である。