【三宅洋平 語録】
「全国で改憲派を打ち負かしてください。血を流さずに打ち負かせるのが、選挙の素敵なところでしょ?」
この候補者のラップ調の街頭演説は、実に多くの人を引き付ける魅力があるそうな。長髪のひげもじゃ男なのだが、長い演説の内容は私としては非の打ちどころがないほど真っ当な反体制・反政権だから、人の興味を引くと思う。
若い人は彼の訴えを聴いてどのように思っているのだろうか。与党支持者は「フン」と鼻で笑い、野党支持者は「ウンウン」とうなずくのだが、無党派層はどうなのか気にかかる。分かるかな?分かんないかな?そもそも聴いてないのかな。
若くなくて30代や40代の人間でも、驚愕するほど政治に関して無関心というか無知な人もいて、目の前の仕事や家事や子育てや介護も大変だろうけど、ある程度の政治リテラシー(政治の基礎やからくりを知る能力)を身に着けてもらいたい。恥を恐れず、他人と政治について話し合ってほしいと願うのである。
税金や各種保険料を取られるだけ取られて、税金の使い途やプールした保険料の投資状況に目を光らせるのは、手取りの収入を気にかけて一生懸命仕事をするのと同じくらい大事なことだと認識しよう。
時の政権によって、平和で安全な暮らしが脅かされそうなときに断固抵抗することは、自らの病気を治そうと病院へ行ったり薬を飲むのと同じくらい大切なことだと認識しよう。
さて、今日は参議院選挙の投票日。あきらめずに投票しましょう。