遊びをせんとや生まれけむ

あらゆる芸術の士は人の世を長閑(のどか)にし、人の心を豊かにするが故に尊とい。夏目漱石

年金も払えない国が戦闘機を爆買いするな

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公的年金の将来的な支給水準の見通しを示す年金財政の検証は、5年に一度行われる。5年前は6月初旬に実施されたが、今回は厚労省で丁寧に精査して参院選挙の後に公表されるとNHKが伝えている。

年金支給水準 見通し公表は参院選後か 将来の低下確実で

これは、年金の支給水準が低くなることが確実なため、選挙の争点とされることを避けたい政府の思いの表れだ。

7月21日に投票日が決まった参議院選挙の争点は、「消費税の増税」と「GPIFが年金資金を15兆円も飛ばしてしまった責任問題」と「金融庁の公表した老後資金2000万円の貯蓄推奨の問題点」「F35戦闘機の105機追加購入問題」などが大きく取り上げられるだろう。

また「消えた年金」問題が浮上してきて、野党支持派としては元気が出てきた、楽しみが増えたという思いである。近い将来に政権交代して、年金の後始末をしてもらいたいものだ。

開かれない予算委員会とは違って参院選挙の争点なら、与党のごまかし答弁もないので大々的に一方的に政府を追及できる。野党統一候補も多く出馬するのでこれは争点になりやすい。

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「年金も払えない国が戦闘機を爆買いするなーふざけるなー、年金返せ!税金返せ!」とシンプルに票になる争点を叫びまくっていただきたい。もう明日からでも叫びまくっていただきたい。

絶叫し続けたまえ野党の諸君。