遊びをせんとや生まれけむ

あらゆる芸術の士は人の世を長閑(のどか)にし、人の心を豊かにするが故に尊とい。夏目漱石

メニューをそろえてトライせよ/野党共闘

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小林節慶応大学名誉教授が政治団体を設立して参議院選挙に打って出るという。
新たな政治団体は政策として、「安保法廃止」「言論の自由の回復」「消費増税の延期」「原発廃止」「憲法改悪阻止」などを掲げ、候補者はインターネットで募り、10名以上の候補者を立てる予定だという。

私も候補者に応募したいが、いろいろ忙しいのでもっと正義感とやる気のある人に譲ろうと思う。

冗談はさておいて、小林は独自の政治団体を作る理由について「野党共闘の先頭に立つべき民進党の動きが遅く、このままでは時間切れになる。既成政党に不信を抱く無党派層に関心を持ってもらうため、旗を立てたい」と話したという。

まったく同感だ。民進党はやる気があるのかないのか、動きが遅い。遅いだけではなく、細野元政調会長が「共産党とは一緒にやるわけない」などと海外で野党共闘の足を引っ張る発言をした。細野は昔の「あの事件」以来、いろんな意味で目立ちたいだけのヘタレ議員だということが確認できた。自民党なら歓迎してくれそうだから、とっとと出ていけばいいのに。

民進党岡田代表は、参議院選の最大争点を、憲法9条の改正の是非に据えることを記者会見で表明している。とてもいい方向感覚だとは思うが、しかし、それだけで選挙を闘うのは無理。メインディッシュはそれだとしても、前菜やスープやデザートやワインもそろったフルコースで勝負しないと選挙は勝てない。あるいは、もう少しメニューを用意しないと、贅沢でわがままな選挙民は興味を示してくれないように思う。

小林節を取り込んだ野党共闘を立ち上げても良かっただろうに、野党共闘の求心力が削がれてしまったのは少し残念だ。

小林節政治団体の政策「安保法廃止」「言論の自由の回復」「消費増税の延期」「原発廃止」「憲法改悪阻止」に加えて、「教育無償化」「年金・福祉問題解決」「財政健全化」「子育て支援」「不公平税制改正」などで野党共闘が可能か至急に政策協議に入るべきだろう。

思い返せば、民主党は「教育無償化」「年金問題」「財政健全化」「子育て支援」などで政権交代を一度成功したではないか。もう一度、具体的に国民の暮らしに直結した食べやすいメニューも用意したまえ。

オール野党でもう1度挑戦してほしい。成功を祈る。