私はどこへ行くでもなく、空港ターミナルの展望デッキから、降り立つ(飛び立つ)飛行機をながめていました。
トーイングトラクタが、飛行機を押したリ引いたりして移動させたり数珠つなぎになった荷物運搬車を引っ張る姿を見ているのも楽しかったです。
また、着陸してきた飛行機を停止位置まで誘導する誘導員マーシャラーにも目が行きました。生まれ変わったら就きたい職業のひとつですから。
こういう空港の雰囲気が楽しいのは、なぜか男の持って生まれた特徴なのだと思います。駅とかコンビナートでも同じ気持ちで、子どものころから変わりません。
展望デッキにいたひとりのおじさんは、航空無線を傍受するためのイヤホンを装着して、着陸してくる飛行機をニコンの長大なレンズでとらえていました。イヤホンからの情報で、航空機の機種や航空会社が特定できるのでしょうが、プロカメラマンではなさそうでしたから、とてもうれしそうでした。
次に機会があれば、一眼レフカメラで撮影してみます。