人気商売をしていると、思ってはいても言いにくいことがある。だから、芸能人は沈黙を守るのだけど、言葉の端々に思いを込めることもある。
彼らの本心はどこにあるのかよくはわからないが、(よくわかる人もいるが)、控えめながら反戦の意志を表明している。
芸能人だって人の子、ごく真っ当な考え方だ。ファンは理解してくれる。むしろ、あなたたちが主張するからこそ、若い人たちが共感してくれる。恐れないでどんどん発言してほしい。
芸能人が「憲法9条を守れ」と主張し始めた! (リテラ 2016/5/3)
◆笑福亭鶴瓶→9条はいろたら(いじったら)あかんと思うんですよね
◆明石家さんま→俺は戦争のためとか、人殺しをアシストするために働いてるんじゃないって。そのために税金を納めてるんじゃないって
◆中居正広→この70年間やっぱり、日本人って戦地で死んでいないんですよ。これやっぱり、すごいことだと思うんですよ
◆渡辺えり→芸術家はみんな反対ですよ。縛られるの、やだもんね。人間が好きだからやってるわけで、人間が殺されるのを指をくわえて見ている芸術家はいないと思います」
◆美輪明宏→そんなに安倍さんって、自国の国民を、若い男の人やね、お父さん、お兄さん、そういう人たちを前線に送って殺したいのですかねえ。自民党の方も公明党の方も、他の与党の方もね、まずご自分から戦いに行っていただきたい。
◆山崎まさよし→僕らの世代は戦争を経験していないけど、不安感とか危機感っていうのは、DNAとして上の世代から受け継いでいると思うんです。日本が兵役のある国にはなってほしくないし、子どもをそんなことには巻き込みたくない。