遊びをせんとや生まれけむ

あらゆる芸術の士は人の世を長閑(のどか)にし、人の心を豊かにするが故に尊とい。夏目漱石

2012年問題/安倍チルドレン

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自民党の2012年初当選組の質の悪さについて、15日の予算委員会民主党緒方議員の追及。
議員の育休取得が必要だと言っておいて不倫騒ぎを起こした宮崎謙介、国会議員枠の未公開株があるといって詐欺行為を行った武藤貴也、農水政務官時に同僚議員と不適切な関係にあった中川郁子。「今では『2012年問題』といわれている。(彼らは)間違いなく国会議員の品位を落としている」と追及された安倍総理

2012年と2014年の総選挙で、自民党議員は大量当選したので、こういう連中も混ざっているわな。しかし、腐っても国会議員なのだから品位はもちろん、ちゃんと仕事をしてもらうように総理総裁として責任を果たしてもらいたいものである。

それにしても15日の予算委員会での高市総務相の答弁は、品がなかった。民主党の検事出身の山尾志桜里(しおり)の追及に、夜叉のような形相で何かに憑かれたようににらみを利かせていた。今回の電波停止問題で日本国中からたたかれたことがよほど応えたと見える。あれでは、2012年当選組だけの問題ではなく、閣僚にまで品位がないことが国民の目にも明らかだ。こんなことで自民党は次の選挙で勝てるのだろうか。憲法改正のための議席が取れるのだろうか、心配になってきた。

それから気になるのが、リテラなどが大騒ぎをしている山田賢司衆議院議員の秘書の自殺事件である。

自殺が「不審死」だという。この元秘書は、山田議員の金をめぐる暴露記事を自らのブログで明らかにした直後に、行方不明になって、2月11日に西宮市の路上の車中で練炭自殺しているところを発見されたという。

この山田議員、安保法制の委員会か何かで自民党席に座っていて、いつもカメラに写っていた人物だった。議場での表情や態度で「いけ好かない男だ」と思っていたら、今回のネットでの大騒ぎの中心人物。この男も2012年初当選組のようである。

15日の予算委員会の「2012年問題」といった民主党議員の発言は、まさか暗に山田賢司を含めてのことではないと思うが、どうなんだろう。