栃木県をはじめとする北関東は大変な大雨で、被害に遭われた方にはお見舞い申し上げます。
鬼怒川の堤防の決壊は、大変な被害で住民が孤立してヘリコプターで救助される模様がいまライブ中継されている。画像は、栃木県常総市の救助の模様。自衛隊の諸君、ご苦労さまです、一人でも多くの人を助けてあげてください。
陳腐な「安保法制」より、実際にすぐ役立つ「災害関連法制」を整備した方がいい。避難シナリオ、自衛隊をはじめとする災害支援体制の確立、山の斜面や堤防や防波堤や橋梁など点検補修などを予算をつけて(ちょうど今なら、来年度の予算化が可能だ)至急実施すべきだ。補修すべきところに予算を使って、住民の命と生活を守るのだ。そうでないと、「美しい国」が台無しになってしまう。
見えない仮想敵国におびえて戦争準備をしている場合ではない。災害は毎年確実にやってきている。
「50年に一度の大雨」「これまで経験したことのないような大雨」という表現。ここ数年、気象庁が基準を設けてマスコミで使う表現だが、どのような規模の災害になる大雨なのか、実感できない表現である。50年に一度の大雨が毎年降ることがあれば、その表現には違和感がある。
例えば地震で「震度6」などという表現なら、「大きな揺れだ」と感覚できる。雨の降り方を表現する方法を変えるべきである。