遊びをせんとや生まれけむ

あらゆる芸術の士は人の世を長閑(のどか)にし、人の心を豊かにするが故に尊とい。夏目漱石

ストップ・ザ・15日の強行採決

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ガンジーでも助走つけて殴るレベル 
家康でもホトトギス殺すレベル 
マザー・テレサも見て見ぬ振りするレベル 
ファーブルでも殺虫剤撒くレベル 
松崎しげるの顔面も蒼白になるレベル 
仏が一度目で切れるレベル 
谷垣幹事長の怒号が国会に響くレベル

どなたかのツイッターにあった名文(笑)。これは、今の自民党の「レベル」のことでしょうか。安倍周辺限定の自民党の「レベル」のことでしょうか。

関連しますが、どなたかのツイートでこんな発言も。

「教育体験のような形で、若者全員に一度は自衛隊に触れてもらう制度はどうですか」稲田朋美

稲田は徴兵制にもご執心だ。「正論」11年3月号に掲載された元空将・佐藤守との対談では、「日本独自の核保有を、単なる議論や精神論ではなく国家戦略として検討すべき」と主張。

稲田は、安倍の肝入りの次の総理候補のひとりらしいが、稲田総理の下では「徴兵制」「核保有夢ではなくなってきた。

そんななか、こんなニュースが…。

安保法案の衆院特別委採決「15日軸」 自公が確認
 自民党谷垣禎一幹事長や公明党井上義久幹事長ら与党幹部は1日午前、東京都内で会談し、衆院特別委員会で安全保障関連法案を15日を軸に採決をめざす方針を確認した。今後、野党と協議する。9月27日までの会期末をにらみ、参院審議も念頭に衆院での再議決が可能な60日以上の日程を確保して衆院を通過させ、関連法の確実な成立をめざす。(朝日デジタル 2015年7月1日)

何度も繰り返すが、私は生まれてこの方自民党公明党に一度も投票したこともなければ支持したこともないが、この強行採決を止めようとする自民と公明の議員には敬意を表する。事実、自民のOBにはそういった方々が意見を表明している。残念ながら議席数だけの原理では、野党はストップさせることができないので、良識ある自民党公明党の議員は、この法案をとりあえず先延ばしにすべきだ。
まだ、議論は不十分、国民への説明も不十分である。内閣の答弁は、何度も何度も紙に書いた同じ答弁を繰り返すだけ。(時々とほほな修正答弁もあるが)あんなものは議論でも丁寧な説明でもなんでもない。

最後に、
「選挙以外での声は代表制のもう一つの構成要素。代表する者たちは、代表される人たちに完全にとって代わることはできない。選挙と選挙の間のデモや請願の声は騒音ではない」
(2015年6月25日 朝日新聞

1960年の安保反対闘争とそん色ない規模と質で、この法制の反対運動は盛り上がりを見せてきた。議席の数だけで、この国の運命を決定しまうことは許されない暴挙である。