遊びをせんとや生まれけむ

あらゆる芸術の士は人の世を長閑(のどか)にし、人の心を豊かにするが故に尊とい。夏目漱石

国会は児童会や生徒会以下のレベルか

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言論の自由はいまや国会にもなく、政府自民党は、福島みずほ議員の予算委員会での「戦争法案」発言を、「戦争関連法案」に議事録を修正することを求めた。

このことに対し枝野民主党幹事長の言葉。
自民党は、福島みずほさんの国会での発言を自分に気にくわないことがあるからそんなのは取り消せ、と小学生のガキみたいなことを堂々とやっています。ちょっと、社会人としての水準が低すぎる。

福島さんが「戦争法案」だと思って発言していることが、委員長には「不規則発言」に聞こえるようだ。ついに我が国は独裁国家になったのかと、耳を疑う発言である。その表現が誤りであるかどうかを、政権側の物差しで測るなら、予算員会も国会も必要ないではないか。
小学校の児童会にも劣る参議院予算委員会に、情けなくて世間に顔向けができない。

また、報道の中身について、自民党がNHKとテレビ朝日の幹部を呼び出したことについての、枝野幹事長の言葉。
自分に都合の悪い報道をしたから、公然と呼び出して圧力をかける。もちろん、この2年間だって公然とは呼び出さずに圧力をかけていたんだと思うが、普通は恥ずかしくてできないですよね。うっぷん晴らしですよ。我々は厳しくやっていかないと危ない。政治が右傾化するというレベルではないと思っていて、社会が幼稚化している象徴だと思っています。

政権与党が呼び出しただけなのに、なぜテレビ朝日はそんな場所に出かけて行ったのか。徹底的にケンカせよ。
また、TBSの社長は安倍首相と会食をしているとか。TBSも骨抜きになっていないか心配だ。

在日特権を許さない市民の会」(在特会)と近い関係にあるかのような記事で名誉を傷つけられたとして、稲田朋美自民党政調会長(56)が週刊誌「サンデー毎日」の発行元だった毎日新聞社に慰謝料など550万円の損害賠償と判決が確定した場合の判決文の掲載を求め、大阪地裁に提訴した。17日に第1回口頭弁論があり、同社側は「記事内容は真実で、公共性もある」と反論した。

この提訴についての記事は朝日新聞が配信している。毎日は公判や紙上で反論し続け、朝日は関連記事を配信し続けてほしいものである。他のメディアも野党も追及の手を緩めないでほしいものだ。

野党第一党民主党の枝野幹事長は先頭に立って、来年の参議院選挙までなりふり構わず政権与党の小児的な未熟さを追求していってもらいたい。福島議員も頑張っていただきたい。