遊びをせんとや生まれけむ

あらゆる芸術の士は人の世を長閑(のどか)にし、人の心を豊かにするが故に尊とい。夏目漱石

ぼくのこと黄熊(ぷう)と呼んでね

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次女が中学に入学したとき、同時に赴任してきた養護教師(保健室の心理の先生)がいた。その先生は教師になって初めての中学校だった。で、次女とその先生は、誕生日と名前が一緒だった。名前が一緒で近づいて誕生日も一緒で双方驚いた、そんな出会いだったように記憶している。二人はその後とても仲良くなったようである。

次女は生まれた季節に、長女は生まれ月(旧月)にちなんだ名前を付けた。なので、命名の感性は、次女が出会った心理の先生の親御さんと私たちのそれは同じだったと思われる。
また最近、次女の友達のボーイフレンドから「とても良い名前」だとほめてもらったというエピソードも聞いた。命名した私たちには感無量の嬉しい報告だった。

そんな次女と今日の夕食時に、キラキラネームの話題になった。
今どきの親御さんは自分の子どもに、「苺愛(いちあ、べりーあ)」「「黄熊(ぷう)」「希星(きらら、きてぃ)」「今鹿(なうしか)」などと命名するのだそうな。
赤ちゃんにキラキラした名前を付ける親が増えてきたのは理解しているが、親の趣味が反映され過ぎているというかなんというか、「きてぃ」「なうしか」と命名したいなら、カタカナでいいではないかと、感無量になってしまう。

私たちが子供の頃は「みどり」さんなどがキラキラネームに相当し、年老いて「みどりばあさん」はいかがなものかと揶揄の対象になったものだが、今から思えばなんともハイカラな良いお名前である。

次女には、自分の子ども(私の孫)に名前を付けるときには、役所に届けを出す前に、私に意見を求めてほしいと付け加えておいた。


「赤ちゃん名付けサイトの今月のみんなの名前人気ランキング」(実際に名付けているのかどうかは判りませんが、こういう傾向にあるようですな。)

1  椛   いろは  こころ  はな  もか  もみじ 
2  心愛凜 しえり
3  心桜 こころ  こはる  ここあ  ここな  ここみ  さくら  しお  しおり  
しおん  みくら  みさ  みさき  みゆ  みら  りお  みお 
4  陽翔 はると  ひなた  ひかる  ひなと  ひゅうが  ひろと  ゆうと
5  惺梛 せな
6  苺愛 いちあ  かもえ  ねね  べりーあ  まいあ  めあ  めるあ  もあ  もえ  もな  
7  莉琉 まりる
8  碧   あおい  みどり  ああす  しおん  ひかる  あくあまりん  あずる 
 まりん  るい 
9  結月 ゆづき  ゆるる  ゆつき
10 空蒼 くう  あせい