大村智北里大特別栄誉教授が、今年のノーベル医学生理学賞を受賞されることが決まった。ノーベル財団によると、受賞理由は「寄生虫によって引き起こされる感染症の治療の開発」によって「人類への計り知れない貢献」を果たしたというもの。
画像は、大村智教授の人生と業績を称えた書籍、「大村智 - 2億人を病魔から守った化学者」である。知る人ぞ知る高名なお方だったようである。今まで、この先生のお名前も業績も知らなかった私だが、受賞インタビューでの謙虚さがさすがに立派なお方だと感心した。
「いい仕事をしているのは(研究対象である)微生物です」
「私は社会の役に立ちたいと思ってここまで来ただけです」
俺が俺がのどこかの国の政治家とは、別次元の立派なお方である。ご高齢(80歳)での受賞だが、長生きされてこれからもキラキラと輝く存在感を示していただきたい。
うれしい大きなニュースに、国中でお祝いすべきである。ノーベル賞受賞、おめでとうございます。