直訴=一定の手続きを経ないで、直接に君主・将軍・天皇などに訴え出ること。
ネット検索してみると、小澤が直訴したのは1972年のことだったようで、それから40年余り経ったことになる。私でも憶えているということは、当事者が小澤だったことと、直訴は不敬だと大騒ぎしていたからである。
小澤は、当時解体を余儀なくされつつある日本フィルを助けてほしい、皇室にパトロンになってほしいという、口頭での直訴だった。残念ながら、小沢の直訴は報われなかった。
直訴は、世が世であれば切腹を覚悟するような行為なのだろうから、山本の行為は勇気ある行動だ。でも、若いころからメディアを通じて彼を見ていると、軽薄なところもうかがえるので、あまり深く考えていなかったかも。その軽薄路線を知る人たちは、その延長線上で彼を批判するのかもしれない。
無所属の山本太郎を与野党政党もメディアもネット言論もこてんぱんに罵倒しているが、原発処理や原発の未来の考え方について、はっきり態度に示せている山本の方が、他の政治家よりましだと思う。福島の方々もそういう思いだと思う。