遊びをせんとや生まれけむ

あらゆる芸術の士は人の世を長閑(のどか)にし、人の心を豊かにするが故に尊とい。夏目漱石

野天湯へGO!

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3連休を利用して日本中の女子が旅行をしたのでしょう。
我が家の長女は、台風と一緒にずっと石垣島に滞在しています。
次女は、高校の同級生(男2人女2人)と岡山県は直島周辺に滞在、
さすがに直島のあのおしゃれなホテルは取れなかったようで、
その対岸のどこかに、部屋割りは男女別々で滞在したようであります。

私は、この3連休は1日釣りをして、残りの2日は家でごろごろ、
TVの旅チャンネルを観て、バーチャルな旅を楽しみました。
その旅チャンネルに「野天湯へGO!」という楽しい番組があります。
 
案内役は、OL温泉愛好家山田べにこ
このべにこさんが、チャーミングでノスタルジックな知的健康美人で、
入湯数は2488湯(2010年4月現在)を数える猛者でもあります。
同一温泉内の何箇所かで湯に浸かったとしても、
源泉が同じなら入湯数は1としかカウントされないルールなので、
この2500近い入湯数は天文学的な数字であります。
日本列島津々浦々いたるところに、たとえば川の瀬や渓谷や海岸線などに湯が湧きでていて、
べにこさんはマイカーあるいはレンタカーを駆って、それらを目指します。
どんな山奥にだって、クマよけの鈴を鳴らしながらさっそうと歩いていきます。

ようやくお尻が浸かる程度の源泉や、温度調節をしなくてはならない湯や、
ちゃんとした木製の湯船が用意されている秘湯まで、
さまざまな野天湯がとても気持ちよさそうで、
湯に浸かるべにこさんの開放感と快感をあらわす絶叫。
その心地が視聴者に伝わり、とても好感が持てるのであります。

べにこさんはいまもOLなのでしょうか。
会社では「釣りバカ日誌」浜ちゃん風OLだったりするのかもしれませんね、
それはすばらしいことです。