遊びをせんとや生まれけむ

あらゆる芸術の士は人の世を長閑(のどか)にし、人の心を豊かにするが故に尊とい。夏目漱石

春なのに/柏原芳恵

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きょうは3月9日、

次女が2年前の高校の卒業式で歌ったのが、

レミオロメンの「3月9日」でした、

当時楽譜を持ち帰って一生懸命練習していたようです。


私は、小学校と中学校の自分の卒業式には、

仰げば尊し」を歌って恩師や在校生に別れを言いました。

この歌は、いまだに大好きな歌であります。

なぜかこの歌を聞くと胸がいっぱいになって、涙ぐんでしまいます。


そして、卒業式の思い出とは関係なく、

柏原芳恵の「春なのに」が大好きであります。
http://www.youtube.com/watch?v=WCpZcv1N6bc

作詞作曲は、中島みゆき

  ♪記念にくださいボタンをひとつ

   青い空に捨てます

好きな男子の学生服の第二ボタンをもらうという儀式を知らなかったので、

私たちの世代には、たぶんそんな儀式は存在しませんでしたので、

中島みゆきの書いたこの部分の歌詞は、彼女の創作なのだと思い込み、

このお姉さん(私よりひとつ年長)はすごいなぁと感動したこともおぼえています。


ボタンをもらうことは創作ではないにしても、

それを青い空に捨てるというのは、何だかいいフレーズです。

とにかく、この歌はほんとに名曲だと思います、

何度聴いてもそのように思います。

iTunesにぜひ入れてほしいと思っています、入れるべきだと思っています。


アレンジが服部克久で、バックのストリングスは見事というほかありません。

柏原芳恵も、よく歌っていて、彼女の歌唱力も立派であります。


彼女は、今何かと話題の愛子さまのお父様、

今の皇太子がファンだったことでも有名でした。

まあたしかにこのジャケットの芳恵さんを見れば、

宮さまでなくとも魅了されますですね、はい。