ヨットでの単独世界一周航海に挑戦中に、悪天候のインド洋上で消息を絶っていた、
16歳の少女アビー・サンダーランドは、無事が確認され、
とにかく無事でよかったよかった。
夢を見ることはこの歳になるとそんなにないのですが、
怖い夢やいやな夢を見ている途中で、「これは夢だ」と気付いて、
非常に楽な気持ちになることがあります。
現実の世界では、夢であってほしいと言うようないやなことが、
しばしあります。
現実に目の前にあるどうしようもない困難な状況は、
これは夢だ!と思いましょう(笑)。
困難に打ち克てる人は、そういういなし方もできる人だと思います、
遭難の危機にあった16歳の少女は、ひとりぽっちの洋上で、
夢を見ていたのではないでしょうか。
反対に、夢なら覚めないでほしい、と願うような良きことはめったにないように、
私たちの人生は出来上がっているようです。
さて、今日のぼくの歌は、よくギターの弾き語りで歌っていた、
「みんな夢の中」であります。
作詞・作曲は、浜口庫之助で、いまさらながらですが、曲も詞もいいですね。
歌っているのは京都出身の高田恭子、アポロが月に行った1969年のデビュー曲で、
彼女は今も歌っていますが、デビュー当時のレコーディングのように歌ってほしいですね。
今の彼女の歌は、変に崩していて、ハマクラさんの曲想とは違ったものになっていて、
いい歌なのに、残念に思います。
若手の歌手もカバーしていまして、彼女たちは正調できれいに歌ってくれています。
『みんな夢の中』
作詩/作曲 浜口庫之助
恋はみじかい 夢のようなものだけど
女心は 夢をみるのが好きなの
夢のくちづけ 夢の涙
喜びも悲しみも みんな夢の中
やさしい言葉で 夢がはじまったのね
いとしい人を 夢でつかまえたのね
身も心も あげてしまったけど
なんで惜しかろ どうせ夢だもの
冷たい言葉で 暗くなった夢の中
みえない姿を 追いかけてゆく私
泣かないで なげかないで
消えていった面影も みんな夢の中
※動画2分経過時に少し駄じゃれが隠されています。