偶然このアルバムに遭遇。
どなたもどこかのフレーズは必ず耳にしたことがある名曲であるが、
私はきちんと全曲聴いたことがなかったので、
50代半ばの年齢に達して初めてこのアルバムを購入。
あまりにも有名なメロディは耳慣れしているものの、
実はきちんと聴いたことがない曲が意外と多いかもしれない。
ベートーベンの交響曲「運命」や、
この「月光」「熱情」「悲愴」も然り。
中学生の頃、音楽の時間にさわりを聴かされたのが初めてのことだったと思う。
ここ最近2カ月は、CDステレオに入れっぱなしにして朝な夕なに視聴、
ゼルキンのまっすぐな愛、それはベートーベンへの愛かもしれないが、
とにかくそのまっすぐな演奏が私は素晴らしいと思う。
バレンタインデーにはぜひチョコレートに添えてプレゼントされたい、
チョコより廉い1,000円の名盤である。