周りのプレーヤーは、すごいメンバーなんだけど、かすんでいる。ピアノがトミー・フラナガンだったんだと、今になって気付く。
ジョン・コルトレーンは、1967年に40歳で急逝。モダンジャズファンの中では、マイルス・デイビスと人気を二分する存在であろう。
コルトレーンの数あるアルバムの中で、マイベストはこの録音である。大好き。ハード・バップのお手本かな。バリバリ気持ちよく吹きまくっている。(それにしても、チープな表現だなあ。)
このバリバリ吹きまくるのを聴いた大橋巨泉は、「コルトレーンがこんな吹き方するなら、俺、ジャズ評論家辞める」とホントに辞めちゃった。それほど、当時はショッキングな一枚だったようだ。
1959年 録音
ジョン・コルトレーン(ts)トミー・フラナガン(p)ポール・チェンバース(b)アート・テイラー(ds)
(NAIMAのみ)ウィントン・ケリー(p)ジミー・コブ(ds)
曲目リスト
1.ジャイアント・ステップス
2.カズン・マリー
3.カウントダウン
4.スパイラル
5.シーダズ・ソング・フルート
6.ネイマ
7.ミスター・P.C.
8.ジャイアント・ステップス
9.ネイマ
10.ライク・ソニー
11.カウント・ダウン
12.カズン・マリー
13.シーダズ・ソング・フルート
スイングジャーナル読者が選ぶジャズ名盤ベスト100
第26位