1956年6月録音
1曲目の「セント・トーマス」の冒頭だけ聞くと、このCDはカリプソアルバムかいなと、
勘違いしてしまいそうなのんきさ。
しばらく聴いていると、ロリンズの素朴な即興演奏になって、
ああこれはまごうことなきジャズアルバムだと納得。
勘違いしてしまいそうなのんきさ。
しばらく聴いていると、ロリンズの素朴な即興演奏になって、
ああこれはまごうことなきジャズアルバムだと納得。
2曲目の「ユー・ドント・ノウ・ホワット・ラヴ・イズ」が始まると、
サム・テイラーのテナー・サックスによるムード音楽アルバムかいなと、
勘違いしてしまいそうなセクシーさ。
しばらく聴いていると、ロリンズのサックスは情緒たっぷりのスローバラードな、
うっとりジャズ演奏になってくる。
サム・テイラーのテナー・サックスによるムード音楽アルバムかいなと、
勘違いしてしまいそうなセクシーさ。
しばらく聴いていると、ロリンズのサックスは情緒たっぷりのスローバラードな、
うっとりジャズ演奏になってくる。
3曲目の「ストロード・ロード」からは、
どこをどう切ってもヴィヴィッドなジャズアルバムに落ち着く。
ソニー・ロリンズのテナーが小休止する間に、
トミー・フラナガン、ダグ・ワトキンス、マックス・ローチの
ピアノ・トリオが独立路線で楽しませてくれる。
どこをどう切ってもヴィヴィッドなジャズアルバムに落ち着く。
ソニー・ロリンズのテナーが小休止する間に、
トミー・フラナガン、ダグ・ワトキンス、マックス・ローチの
ピアノ・トリオが独立路線で楽しませてくれる。
の順になる。この調査の12年後のいまも、あまり変わることのない人気だと思える。
いまも健在のロリンズ(82)の「サキコロ」を聴かずして何を聴けというのだろう。