遊びをせんとや生まれけむ

あらゆる芸術の士は人の世を長閑(のどか)にし、人の心を豊かにするが故に尊とい。夏目漱石

さらば「排除の女帝」小池百合子 退場!!

前に記事にしようとしていたことがあるのですが、それが以下に記す小池都知事と東京都議会の茶番劇です。

今年の3月の都議会、予算特別委員会での立憲民主党の関口健太郎員の「知事は厳しい質問に答弁していない」などとする発言について取り消しを求める動議が可決されました。
《「知事に対して厳しい質問をしたり、耳障りの悪いことを言う議員には76%の確率で答弁拒否をしている。結果をみれば答弁拒否どころか答弁差別だと思いますよ。》と言った関口の発言が「不穏当」だとして、都民ファーストの会自民党公明党の3会派が発言の取り消しを求める動議を提出しました。

関口が自分の発言を取り消すはずがないし、もし取り消したとしたら、それは政治生命を絶たれる愚かな行動です。そういうまっとうな人間の行動や思想が全く想像できないのが、動議に賛成した都民ファーストの会自民党公明党の3会派の議員たちで、日本維新の会と双璧をなすものであります。

関口の『答弁拒否』『答弁差別』『質問の排除』なる文言を使用している全ての発言の取り消しを求めるこの動議は可決され、それに従わない関口議員は委員会の内山議長に「退席してください」と命令を受け、委員会の議場から排除されました。

その時のもようの動画が下のものです。

www.youtube.com

維新による大阪府議会でもこんな酷いことは聞いたことが無いのですが、真摯に答弁しない小池に「もっとまじめにやれ!」と指摘し批判をすることに何の罪も齟齬もないことです。

知事に楯突く者は議場から追い出すというのは、独裁政治です。小池百合子が仕組んだ邪魔者を「排除」するシナリオに、都民ファと自民と公明の議員たちはお行儀よく従ったのでした。まるで、教師に牛耳られたホームルームです。気持ち悪いことこの上ない議会ではないでしょうか。

いろんな意味で世界一の大都市の議会が、こんな空っぽ頭で構成されているなんて、信じられない思いです。

小池百合子はかつて希望の党騒動の時に、「排除します」発言で怒った枝野幸男によって立憲民主党を誕生させてしまった経緯がありますが、それが今となっては素晴らしい永遠のブーメランとなっています、ククク。

小池は言葉で営業して世の中を渡ってきた口先三寸の浅はかな人間です。こんな浅はかな人間をサポートしようとする人間がいることにも全く信じられません。息を吐くように嘘をつく、あるいは話を逸らす口先営業にまともな人間は騙されませんよ。おまえこそ退場せよ!

ということで、首都東京がこんなありさまですから、しかも大阪府市も兵庫県名古屋市もよく似たことですから、日本全体が腐って当然だと思いますが皆さまいかがでしょうか。

日本の人口の1割を占める東京都から民主主義が再生されることを願ってやみません。なので、「排除の女帝」小池百合子には隠居してもらしかかないようですね。

恥を知れ恥を!