上の画像は、私のXフォローワーの方が撮られた看板です。
大阪市の東天満の交差点に3か月表示される「イスラエルによるガザのジェノサイド(集団殺戮)」に抗議するデジタル式の大看板です(サイネージプロテスト)。
2月25日の大阪マラソンでも、この看板がこのプロテストを表示したときにちょうどテレビカメラがそれを捉えたそうで、「大阪はあらゆる暴力やヘイトに抗議し、ガザと連帯します」と、この看板は全世界(でもないか)に向けて意思表明してくれました。
大阪のすべてが下司な維新に乗っ取られたわけではありません、そのことをこの看板はスマートに物語っています。
カジノのためにくだらない万博を開催しても、大阪から何のメッセージも発信できないことを考えると、このサイネージプロテストは実に多くのことを語っています。
昨日の記事で、東京都庁のプロジェクションマッピングに18億円もかけてどうなってるの?と言いましたが、それに比べればこのどなたかが掲げてくださったガザに連帯する看板は素晴らしい効果があり心意気が伝わります。
大阪には多くの観光客が訪れますが、偶然にもこの看板を見てくだされば、ほとんどの観光客が心の中で大阪とグータッチしてくれていると思います。
ささやかなことではありますが、このサイネージプロテストを大阪人として誇り高く感じているところです。
ということで、なにはともあれ大阪万博は中止すべきだと思うきょうこの頃であります。