遊びをせんとや生まれけむ

あらゆる芸術の士は人の世を長閑(のどか)にし、人の心を豊かにするが故に尊とい。夏目漱石

木を伐らずに小池都政や維新府政を切りましょう

自宅周辺はとてもいい天気で、散歩していたら公園のモクレンの花芽が膨らんでいました。春が近づいてきました。

都市開発や樹木の管理費節約が目的なのか、東京や大阪では公園の樹や街路樹が伐られる政策が進められています。

前にも書きましたが、朝井まかての小説「落陽」は、明治神宮の杜が造営されたことをテーマに書かれた歴史小説です。

大正時代のはじめに原宿周辺の荒地に明治神宮が造営されたことが、小説仕立てで詳しく面白く書かれていますが、150年後に完成する予定で造られた神宮の杜を、100年後のいま一部消滅させようとしています

明治神宮神宮外苑を切り売りすることに乗じて東京都が都市開発を進めようとしているそうですが、そもそも神宮の杜を明治神宮が切り売りしていいのでしょうか。

渋沢栄一を中心として明治天皇を祀る神宮を造営する動きは、官民挙げての一大事業だったことを考慮するに、明治神宮が軽い気持ちで外苑などを切り売りすることに広く理解を得ることは難しいのではないでしょうか。

まもなく、渋沢栄一の肖像による一万円札が新しく発行されますが、彼の偉業のひとつに傷をつけることになるのではないでしょうか。

何よりも「外苑を今のままにしておいて」と望む声は多く、その声が大きくなって東京都をけん制する動きになっていて、望ましい傾向になってきています。「木を伐らずに小池都政を切りましょう」

大阪でもこれまでに、公園などの多くの木が伐られてきました。

万博で「木造」のリングを作る一方で、大阪の街を彩り日陰を作り酸素を作りだす樹木を伐り捨てるという頓珍漢ぶりは、さすがは維新のピーマン頭というほかはないでしょう。

私の住む大阪のいなか町の公園は、いまのところ指定業者が下草を刈り木を剪定して美しく管理してくれています。

「木を伐らずに維新府政を切る」ということで、大阪市内の樹木も、美しいまま生き永らえられることを祈って、下の署名に賛同するものであります。

大阪市の街路樹撤去を考える会@osaka_tree
拡散希望】#STOP大阪市の樹木伐採 
署名提出第2弾は、2月26日(月)。
扇町公園事務所での説明会の冒頭、大阪市に提出の予定です。
説明会で、事業の見直しを勝ち取るにはもっともっとみなさまの大きな声が必要です。
署名&拡散をこちらからお願いします。🌳
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https://change.org/osaka_tree