遊びをせんとや生まれけむ

あらゆる芸術の士は人の世を長閑(のどか)にし、人の心を豊かにするが故に尊とい。夏目漱石

松本人志に会えるパー券をばらまいていたスピードワゴン小沢

週刊文春の今週号の吊り広告はずいぶん賑やかなことになっています。

羽生結弦の離婚の真相記事などはどうでもいい問題ですが、安倍派の裏金捜査問題と松本人志のセクハラ問題は、年越しの大問題であります。

松本人志は、本日においてもXのトレンドに挙がっていて、アホな松本擁護派たちが日本の品格を表象し続けていて興味深く(面白く)見ています。

政治の浄化はなかなか難しいことだと思いますが、こと芸能人が消えてなくなることは簡単なことだと思います。あの島田紳助がその良き前例だと思います。

島田紳助は、いろいろあった中で吉本興業の女性職員に暴力を振るったことが大きなきっかけとなって永久追放になったのかなと思っています。

紳助は世間から一斉に拒否されましたが、意外と「後ろから撃たれ」ていたりして、その後吉本のトップに上り詰めたダウンタウンや、ダウンタウンの元マネージャーをしていた元社長の大崎洋が後ろにいたのかもしれません(知らんけど)。

また、闇営業をしていた芸人たちも吉本をクビになったりアージェント契約になって、ずいぶんと厳しく処分をされていて、吉本興業は反社勢力と一線を画している清廉なプロダクションとしての矜持を見せていた側面もありました。

しかし、今回の松本事件では、吉本は文春報道を否定して法的措置を取ると宣言しています。

吉本は松本に事実関係について調査をしたうえで、文春と闘うとしたのでしょうか。もしそうだとしたなら、調査はいつ行ったのでしょう。

まさか、M-1や年末年始の松本が出演している番組をテレビ局に「納入」しているがための目くらましではないでしょうか。とりあえずは戦う姿勢を見せて、納入番組がひととおり放送されてから態度を変えるということもあるのではないかと私は見ています。

松本に女性を紹介していた芸人が、スピードワゴンの小沢だったようで、彼はホリプロ関連事務所に所属していますが、他事務所の大御所のために(自分の趣味でもあったのか)いけないパーティーを企画していたのでしょう。

まるで、自民党の派閥の親分のためにパー券を売りまくらなければならない三下議員とそっくりではありませんか。

松本人志安倍晋三なら、スピードワゴン小沢はさしずめ萩生田光一西村康稔といったところでしょうか(なんのこっちゃ)。

ということで、松本事件がどのような着地点になろうが、清廉な吉本興業松本人志をテレビに出さないようにして、創業者である吉本せい以来の伝統を守るべきでしょう。

また同じく清廉な大阪維新の会も、万博のアピールに不潔な芸人を使うべきではないと思うのですが、みなさまいかがでしょう。