遊びをせんとや生まれけむ

あらゆる芸術の士は人の世を長閑(のどか)にし、人の心を豊かにするが故に尊とい。夏目漱石

「今の自分が好き」「今の日本が好き」と言える日が早く来ますように…

一昨日12月26日の朝日新聞夕刊「素粒子」より。

 10代の死因1位が自殺、G7唯一。1人あたりの名目GDP最下位より、ずっと悲しい。昨年小中高生514人が。
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 子と向き合う先生も、多忙の中で病んでいく。精神疾患で休職の教員は、最多の6539人。なかでも20代に多い。
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 「今の自分が好き」と思う子ども・若者の割合を70%へ引き上げる――。「こども大綱」の目標が胸につかえる。

 

政権与党である自民党の国会議員たちは、何をしているんでしょうか。料亭政治や裏金作りに血道を上げていては、世の中ちっともよくはならないのですが。

政権与党がこの体たらくだから、「素粒子」が取り上げた教育現場は大変なことになっているようです。

2022年に小中高生514人が自殺したことが、どこかで何かで大きく取り上げられることはあったのでしょうか、何が問題なのでしょうか。

日本の「1人あたりの名目GDPがG7で最下位」というのも相当悲しい問題ですが、このことと10代の死因の1位が自殺だということは、どこかで繋がっているようにも思います。

政権与党のバカっぷりが、そのままストレートに日本全体の凋落に繋がっていますが、与党に選ばれた方は「そんなの関係ねぇ」とどこ吹く風のようです。

相次ぐ自然災害、新手の詐欺事件、凶悪犯罪、アベノミクスの失敗、大阪万博の失敗、ダイハツジャニーズ事務所・ビッグモーター・宝塚・日大・吉本興業などの不祥事や人権問題は、政権与党のバカっぷりに繋がっていて日本の凋落ぶりを表象しています。

日本国の「歯車」は、多くは錆びついたり止まったままになっているようです。

「今の自分が好き」に「今の日本が好き」も「こども大綱」の目標に加えてほしいと思うきょうこの頃であります。